リフォーム工事の費用の見積もりがあいまいであったり、見積もりは「工事代金一式」というのは、リフォーム業界では驚くほどのことではない。というのも、大手住宅メーカーのリフォームでさえ、「開けてみないとわからない」と「工事代金一式」という見積もりを出してくるのだ。実績のある業者であれば「開けてみないとわからない」としてもある程度の予想はできるはずだ。リフォームトラブルにもアドバイスをする欠陥住宅関東ネット事務局長の谷合周三弁護士はこう語る。
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「打ち合わせの際にはできるだけ書面で記録を残す。交渉中には口約束のみで終わらせることは絶対に避け、細かい内容でも証拠として書而への内容記載を行うことが必要です」にわかリフォーム業者は耐震の意識もほとんどない。「リフォーム業者が耐震補強もしてくれるので、安心して任せました。ところが、です」と憤るのはWさん(55歳)。水回りもきれいになり、採光窓も増えて当初は満足していた。しかし、それまでよりも建物が揺れやすいことに気がついたWさんは、専門の業者に調べてもらうと、耐震のためにあったはずの筋交いが採光窓を作った際に分断されて、そのままにされていることが判明した。耐震診断をしたところ、それまでよりも耐力が低下していた。「構造上、重要な柱を平然と切ってしまったトラブルはたくさん出ていて、裁判に至った事例もあります。しかも、リフォームも行なうハウスメーカーですらも、こうした筋交いを平気で切ってしまったことがあります」(専門家)