土地を売買できれば儲かることがわかっていたにもかかわらず、どうして多くの人々が土地を買わなかったのでしょうか。それは地価が一般の物価や賃金以上に速い速度で上昇したために、土地を買うことができなかったからです。お金をためても容易には買えないわけですから、結局、先回りして借金で買ってしまうのが一番良い方法ということになりました。「土地神話」時代の「不動産格差」の根本原因は、結局「金融アクセス」における
「金融アクセス」における格差... の続きを読む
くわしくは国土交通省のホームページを見ていただければわかると思いますが、今から11年ほど前、建設省の時代に「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が制定され、その中で住宅の性能についての評価基準が設けられました。ちょうどそのころ、欠陥住宅が社会問題化していたことと、中古住宅付きの土地の売買の際に建物の価値をゼロと評価する不動産業界の慣例を打ち破ることを目的として、評価基準を制定したのです。これにより
住宅性能評価って?... の続きを読む
アメリカ映画では、両親の寝室に突然子どもたらが入ってきたり、道路側の大きな窓からなかが丸見えというシーンをよく見かけるでしょう。隣家との境界に、塀を設けている場面もあまり見かけません。個室を優先して考えていくと、その対概念として、家族のコミュニケーションの場所となる集合室が必要になってきます。リビングがまさにそれで、アメリカでは親も浪も、はたまた隣人までも集まってお話をする場所として、これまでリビ
個室を優先して考えていく... の続きを読む
入居二三年目に建替え問題が浮上してからは、二度目の外壁修繕や設備の更新工事の必要にせまられながら、修繕らしい修繕はほとんど実施されなかった。修繕したくても、「修繕をすると建替えが遠のく」とする根強い反対が修繕をはばんだのである。このあいだに疲弊したのは、建物だけではなく、住民自身でもあり、多くの役員経験者が団地を去っていった。そんななかで、再生へのきっかけになったのが、首都圏の居住者組織が実施した
入居二三年目に建替え問題が浮上... の続きを読む
土地が用意できました。さあ、いよいよ、ワタクシたちの家を建てるときがきました。ところが、家族全員が興奮するばかりで、てんでんばらばらのイメージはなかなか統一できません。外観のイメージ、間取りのイメージすら湧いてきません。さて、「百聞は一見にしかず」ではありませんが、住宅は「百考は一見にしかず」とお考えください。考える前に見て歩きましよう。見るところは、住宅展示場、建売住宅の実物、モデルハウス、マン
まず、見て歩こう... の続きを読む
現地見学に行く際にはモデルルームのある販売センターに行く前に、建築現場を見ておくことをお勧めします。周辺環境や嫌悪施設がないかどうかなどを先にチェックしておくわけです。その後に販売センターに行き、営業スタッフが周辺環境の説明をしている時に、建築現場で気がついた疑問点を忘れずに質問するためです。「現地の西側に何かの工場があるようですが、騒音や臭気の影響はどうですか」などと訊ねてみましょう。これに対し
モデルルームを見るまえに建設現場をチェックすべし... の続きを読む
夏、暑くて寝苦しいということもなく、冬の毛布や暖かいガウンなども不要になります。室内は静かで、ホコリがたまりにくくなり、冬場の高血圧症に起因する疾病や、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患も減ります。しかも冷暖房費は少なくなり、家そのものの寿命も優に五〇年以上に延びます。残念ながら、現在の建築基準法などの法律は結露への対応が遅れており、豪華なパンフレットで紹介される住宅メーカーの高気密・
一生に何度もない、たいへん高価な買い物... の続きを読む
住まいの家族空間についてはどうでしょうか。設計の要望事項で必ず挙げられるのが、リビングルームに、広い子ども部屋の確保です。しかし、こんな暮らしをしたいから、これくらいの広さが欲しいという訳でも、子どもの精神的な自立を考えて、これくらいの広さの子ども部屋が欲しいと考えている訳でもないのです。昭和30年代後半から日本の家庭では「子ども中心主義」が強くなり、子どもに関してなら、教育費をはじめ、お金を出し
住まいの家族空間について... の続きを読む
建築工事中に現場を訪れて撮り続けた写真は、アルバム20冊以上になりました。今あらためてそれらの写真を見ていると、あの大工事の様子がまるで昨日のことのように思い出されます。こんなに多く材料を用い、大勢の人たちの知恵と労力の結晶によってこの理想の家は建てられたのだと思うと、あらためて感謝せずにはいられません。身の引き締まる思いです。欧米では、100年たっても住み継がれている家はめすらしくなく、古い家を
家づくりを終えて... の続きを読む
相続税対策というのは、主に次の2つの点を意味する。第一には、負債は相続財産から差し引かれるということである。つまり、借金してビルに建て替え、相続時点で返済金が残っている場合には、その分が相続財産からマイナスされるため、当然相続税か軽減されることになる。第二には、土地の上に貸ビル(貸家)が建っている場合には、自宅用の建物が建っている場合に比べて、借家人の借家権相当分が土地の評価額から差し引かれ、この
相続税対策について... の続きを読む